前回の続きです。
ちょっとお高い材料を使っての治療に決めたら
また診察台に戻って、
「では、始めます」
虫歯は3本。
1本は、前回の治療した部分を取り除き、更に削って、レジンを詰めます。
まずこれが先。
先に空気を吹きかける、あれ、何て言うのでしょうね?
吹きかけられると、虫歯の部分はとても沁みて痛いんですよね。
それだけで、ひぃひぃ (T_T)
「痛いです!」
「痛いのは分かりますが、我慢してください」
前回の治療で、神経ぎりぎりまで削っている上に
更に今回ですので、かなりギリギリなんですね。
神経があるだけで、こんなに痛いものか、もう…
顔が痛さにゆがみに歪んで、涙が流れるくらいでした。
結局麻酔注射も1本では足らず、2本になりました。
次は、残りの2本。
これが2本並んでいる部分で、
歯茎のすぐ上の歯が、刀でスパッと切れたような感じになっているのです。
そこから沁みて痛いのですね。
これも虫歯になるのでしょうか?
インターネットで調べてみても
「歯が切れた」では ヒットしませんでした。
「歯が欠けた」「歯が折れた」はあるのですけれど…
これも、ちょっと削って、消毒して、詰めてくれました。
歯茎ぎりぎりの部分でも、かなり痛いものですね。
先の1本がかなり痛かったものですから、もうひぃひぃでした(T_T)
もうどれだけ時間がかかったのか、ぐったりしていましたが、
時間的に言えば15分もかかっていない…
レジンが乾くまで待つ時間を含めても30分もない…
相談時間も含めても1時間半くらい…(多分)
「治療した部分はかなり大きいので、当分の間は無理に噛まないように。」
と言われました。
麻酔が切れた後がもっと大変で、
3日間は痛さでぐったり、コロナワクチンを受けた時に買った鎮痛剤で、どうにか乗り切りました。
鎮痛剤は、タイレノールが売切れで、カロナールだった記憶があります。
その後も結構ながく、不調感が続いていました。
食べ物が噛めない、レジンがふわふわした感じで噛めないし、噛むと痛みを感じました。
ちょっと甘い飲み物を飲むと、沁みるような感じでした。
しかし、今はお煎餅もバリバリ噛めているし、輸入物の硬いお肉も噛めています。
神経があると違うと言いますが、
治療した歯の下の歯茎が太くなったような気がします。
日本で「80歳まで、自分の歯を20本保とう」という運動(8020運動)を
聞いていたので、
神経を残す治療を選べたし、その後の痛みにも耐えることができました( ´∀` )
それにしても歯科医の先生
「痛かったら、鎮痛剤を飲んで、それでも痛かったら来てください」
って、相当治療の腕に自信があるんですね。
日本のように「何日後に来てください。術後の様子を見ます」というのがありませんでした。(あるところもあります)
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