「半年前に受けた歯科治療」を書いていて、韓国で初めて受診した歯科医の事を思い出しました。
韓国へ来て初めての歯科医は、近所の知人が紹介してくれたところでした。
「日本で勉強してきた先生で、ちゃんと健康保険適用内でしてくれるよ」
ということでした。
知人自身も日本で10年ほど駐在生活をしてこられたので
日本では健康保険適用内で歯科治療をすることもご存知でした。
受付で、知人の紹介で来たことを告げると
「はい、聞いております」
と恭しく対応してくれました。
虫歯があるかどうか見てほしい、
あれば、健康保険適用範囲内で治療してほしい
ことを伝えると、
「了解しました」
他の人から聞いていた
「健康保険適用内では、断られる。嫌がられる。
保険に入れるだけのお金がないのかと足元を見られる」
ということが、ありませんでした。
実はその知人、大学教授の奥様でした。
「韓国では人のコネが強い」ことを身をもって感じた瞬間でした。
当時の韓国は、健康保険適用内で歯科治療をするのは難しく、
別途歯科治療のための保険をかけていたほどだったそうです。
それで、主人に
「健康保険適用内でやってくれるらしいよ」
と言っても、
「まさか」
と信じてくれませんでした。
外国人が韓国で歯科治療のための保険に入ることも、簡単な事ではありませんでした。
まず保険担当者が、外国人も加入できることを知らず(当時改正されたばかりだったらしい)、またその方法も知りませんでした。
当時私は、渡韓したばかりで
まだ日本に「海外転出届」も出していない状態でしたので、
ここ(韓国)で主人の言う通り高かったら、日本で受ければいいわ
と軽く思っていました。
日本でも受けられる状態、他に道があるという状態だったので
「絶対ここしかない」という悲壮な気持ちもなかったので
それがよかったのかもしれません。
まずはざっと見てもらったところ
虫歯が8本ある
という衝撃的な診断を受けました😂😂😂😂😂
0 件のコメント:
コメントを投稿