歯科治療の思い出 日本語通訳のある歯科医へ行ってみました

 前回に引き続き…

思い出したので、書いてみようと思います。


あまりの激痛に恐れをなして、

歯科医から足が遠のいていましたが、

その間も、ご飯がまずく感じるようになり、

主人からも

「歯を磨いた?」

と聞かれるようになりまして、


このままではまずい

と思うようになりました。


でもどうしても、前の歯科医には行きたくありません。


口腔内は悪化するばかり…



ふと、インターネットのグループトークで

「日本語通訳のいるところだと、親切にしてもらえたし

納得いくまで説明してもらえた」

と好評なレビューが目につきました。


前の歯科医も、親切だったし、ちゃんと説明してくれたし、

あの激痛がなければよかったんだけれど…

なんて思いながら、

一度行ってみようかと、その歯科医へアポイントを取りました。



行ってみると、

日本語通訳者は、歯科医が外部から雇ったもので

治療契約が成立するとマージンがもらえるタイプだったようでした。

それでも、日本語が通じるというのは、

不思議なもので心理的にも安心できました。



診断結果も、前の歯科医と同様でした。(当然ですね)

治療としては、3本インプラント治療を勧められました。

まず神経治療として、神経を抜き、しばらく様子を見る。

この間、虫歯は虫歯の状態で、神経だけ抜いているので、むき出しの状態らしいです。

それからインプラント治療として、コア(芯)を植えて、歯の上から何かかぶせる

ここまで3ヶ月かかるそうです。

神経治療+インプラント治療で 数百万ウォン

これが3本…


「ほかに治療方法はないのですか?」

と聞くと

「どうせ、いつかは抜くようになるし、今からはじめたらどうですか?」

と言います。



そこへ、偶然なのか、啓示なのか

歯科医の待合室にあるモニター広告画面に

「インプラント治療は3~5年維持できます」(年数は曖昧ですが)

とテロップが、目に入ったのです。


維持期間が短すぎない?


こう思ったのが決め手になって

「もう少し考えてみます」

と逃げるように帰ってきました(;'∀')



当時はインプラント治療が盛んで

そのための歯科治療保険も盛んに勧められていた時期でした。


極端な話

インプラント治療ができないのは、ビンボーニン

みたいな見下し感もありましたね。



しばらくして

「インプラント治療のために保険をかけたのに、その保険が適用されなかった」

「インプラント治療で、コアがぐらぐらしたりで、適切な治療を受けられず、結果的に抜くことになった」

など、保険や治療の問題点がニュースに取り上げられるようになりました。



保険は入らなかったし、神経治療もインプラント治療も受けなかったので

その点は、ほぉーっと胸をなでおろしましたが

まだ口腔内の問題は解決していません。




韓国で初めて受診した歯科医の思い出 3 麻酔なしでスタートしたんだよ

 虫歯になった原因分析はさておき、

8本もある虫歯をどうしょうか…


「今から治療始めますよ。奥からはじめます」


「え?今から始めるのですか?」


「そうですよ。健康保険適用内でするのでしょう?」


健康保険適用内でお願いしていたので、すぐ始めてくれました。


麻酔なくいきなり削られたのには驚きましたが

このときは軽症の部分から始めたようで、大丈夫でした。

むしろ、麻酔によるこわばりなどが無くて、意外と快適でした。



ただずっと治療に通ってて

驚いたのが、麻酔なしではじめて、「痛い」と言った時点で麻酔する、ということでした。



「最初から麻酔してくださいよ」

と言うと

「健康保険適用内でするんでしょ」

と言われました。



全部治療が終わったあと

紹介してくれた知人に会ったので

「韓国では麻酔は別料金になるんですか?(健康保険適用外になるのですか?)

 最初から麻酔してくれなくて、痛いと言った時点で麻酔するから、痛かったです」

と言ったら、


びっくりされまして


「そんなことないよ。私も最初から麻酔してから始めてください、と言っているわよ。

私が電話して、強く言っといてあげる!」

と言われました。


やっぱりそうだよねー


この数年後、もう一度治療を受けて

やっぱり麻酔なしではじめて、激痛で耐えれなく

動いてしまったので

怒鳴られてしまい…(T_T)


もう二度と行けませんでした。


今考えてみたら、激痛だった部分は

インプラント治療を勧められた部分でした。

神経ぎりぎりまで削るから、激痛だったのは当然だったと思います。


この先生は、腕は良かったし、仕上がりも丁寧だったので

この麻酔なしで始めることさえ なかったら

今でも通っていたかもしれないと思います。


そして、この激痛がトラウマとなって

歯科医へ行かなくなって、さらに重症化したようでした😨😨😨😨




※もちろん当時の状況での、個人的な経験です。すべてが当てはまるわけではありません。




韓国で初めて受診した歯科医の思い出 2 甘い甘い食生活

 「虫歯が8本ありますね」



そんな衝撃的な診断を受けて、文字通り目が飛び出しました。



日本で虫歯治療をすべて済ませてきたはずだからです。

しかし、また同時に、近所のスーパーのおばさんに

「砂糖をよく買うね」

と言われたことを思い出しました。



韓国の料理は、唐辛子味が多く辛いですが、

それを生かすために、隠し味として甘い調味料がふんだんにつかわれるのです。


砂糖

水あめ

オリゴ糖

はちみつ

梅ジュース等々


当時私はジャムをよく作っていました…


ニューシュガーという名前になっていた サッカリン

外食で食べた中にはサッカリンも入ってたのかもしれません。



またパン屋さんのパンが、めまいを起こすほど甘いんです。

個人経営のパン屋さんだけでなく

チェーン店のパン屋さんも 食パン、バターロールくらいでも

菓子パンかと思うほどなのです。


ドレッシングも 果物系の甘いタイプが多いです。


アイスクリームもパッピンスもお菓子も

みんな 甘い!


当時は色々食べてみていましたから

虫歯になりやすい状況だったのかもしれません。


キムチの材料にも砂糖があります。



それにしても8本とは…!!!!


食事後にちゃんと歯みがきしていたのに!!!!



本当に衝撃的でした。



※上記の状況は10年前のことで、今はそうではありません。だいぶ改善されています。




韓国で初めて受診した歯科医の思い出 1 知人の紹介

 「半年前に受けた歯科治療」を書いていて、韓国で初めて受診した歯科医の事を思い出しました。




韓国へ来て初めての歯科医は、近所の知人が紹介してくれたところでした。



「日本で勉強してきた先生で、ちゃんと健康保険適用内でしてくれるよ」

ということでした。

知人自身も日本で10年ほど駐在生活をしてこられたので

日本では健康保険適用内で歯科治療をすることもご存知でした。



受付で、知人の紹介で来たことを告げると

「はい、聞いております」

と恭しく対応してくれました。



虫歯があるかどうか見てほしい、

あれば、健康保険適用範囲内で治療してほしい

ことを伝えると、

「了解しました」


他の人から聞いていた

「健康保険適用内では、断られる。嫌がられる。

保険に入れるだけのお金がないのかと足元を見られる」

ということが、ありませんでした。



実はその知人、大学教授の奥様でした。

「韓国では人のコネが強い」ことを身をもって感じた瞬間でした。



当時の韓国は、健康保険適用内で歯科治療をするのは難しく、

別途歯科治療のための保険をかけていたほどだったそうです。



それで、主人に

「健康保険適用内でやってくれるらしいよ」

と言っても、

「まさか」

と信じてくれませんでした。



外国人が韓国で歯科治療のための保険に入ることも、簡単な事ではありませんでした。

まず保険担当者が、外国人も加入できることを知らず(当時改正されたばかりだったらしい)、またその方法も知りませんでした。



当時私は、渡韓したばかりで

まだ日本に「海外転出届」も出していない状態でしたので、

ここ(韓国)で主人の言う通り高かったら、日本で受ければいいわ

と軽く思っていました。



日本でも受けられる状態、他に道があるという状態だったので

「絶対ここしかない」という悲壮な気持ちもなかったので

それがよかったのかもしれません。




まずはざっと見てもらったところ

虫歯が8本ある

という衝撃的な診断を受けました😂😂😂😂😂




半年前に受けた歯科治療 4. 虫歯治療 ちょっとお高い材料に決定

 昨日の続きです。

幸いに「可能な限り神経を残す」方針の先生に出会い、

治療をお願いすることにしました。



すると、別デスクへ案内されて

治療する材料の説明というか案内があって

「どれになさいますか?」

と言われました。


つまり、虫歯治療で使う材料がいくつかあって

健康保険適用の材料

適用外のちょっとお高い材料、

適用外の とてつもないお高い材料

の3種ですね。


私はもともと健康保険適用の範囲でいいと思っていましたが、

一度はこの範囲で治療したのが取れたことで、

ちょっとお高い材料をオススメする

とのことでした。


ちょっとお高い と言っても、

インプラント治療の価格と比べれば、けた違いですしね…


たしか、レジンだったかな…

レジンでも、健康保険適用のそれと、適用外のそれがあるそうでした。

多分…記憶も曖昧になっています。



ここでは、銀歯も金歯も勧められません( ´∀` )

これは心理的にもいいですね。

口を開けたら、ぴかっと光る金属… というのがないので。


あ、そうそう、主人が前回治療した際、

昔の虫歯の治療した後のを、一度削って、中にあった金を取り出して

レジンを詰めたそうです。

その取り出した金、返してくれました( ´∀` )

1gにも満たない、ちっちゃな、砂のようなものでしたが

返してくれたのがすごい、目新しかったです。


近所にも「金歯買います」という看板があるのですが

このことだったんですね。






零下15度のバードウォッチング 白サギ アオサギ 鴨に出会った

 零下15度になると、空気はひやっこく、ピリリと引き締まるほどですが、

空は青く澄みきり、遠くの山の稜線がはっきり見えるほどです。

微細塵(PM.25)がないのですね。


家の中からそんなお空や山を見たら、もう居ても立っても居られなくなって

散歩に出かけました。



近所には 鳥たちを多く見かけます。

川が整備されて、とどまる場所を失ったからか…

など考えると、止まらなくなりますから


考えるのはやめて

さくさくさく歩いていました。



すると、白鷺がいました。





あらっ…(^^;   隣に鴨たちもいました。



突然お尻を空に向けて…バブバブバブ…♪♪♪♪♪♪


んまっ、ハシタナイ…(^^;


でも楽しそうで、つい笑ってしまいます。




もうちょっと行くと、アオサギがいました。


毎回ここで見かけますが、同じ鳥なのでしょうか?



同じ鷺でも、こちらの方が大きいですね😃


草むらのところには、野良猫がいるようです。
そうそう、
韓国では野良猫といわずに、道のねこ(길고앵이)と呼びます。
地域の猫 と呼ばれているようで、可愛い呼称だと思いました😍



すっかり体も温まり、頭もすっきりして、帰宅の途に就きました。


半年前に受けた歯科治療 3. 一度に3本治療

 前回の続きです。


ちょっとお高い材料を使っての治療に決めたら

また診察台に戻って、


「では、始めます」


虫歯は3本。


1本は、前回の治療した部分を取り除き、更に削って、レジンを詰めます。


まずこれが先。

先に空気を吹きかける、あれ、何て言うのでしょうね?

吹きかけられると、虫歯の部分はとても沁みて痛いんですよね。

それだけで、ひぃひぃ (T_T)

「痛いです!」


「痛いのは分かりますが、我慢してください」


前回の治療で、神経ぎりぎりまで削っている上に

更に今回ですので、かなりギリギリなんですね。

神経があるだけで、こんなに痛いものか、もう…

顔が痛さにゆがみに歪んで、涙が流れるくらいでした。


結局麻酔注射も1本では足らず、2本になりました。



次は、残りの2本。

これが2本並んでいる部分で、

歯茎のすぐ上の歯が、刀でスパッと切れたような感じになっているのです。

そこから沁みて痛いのですね。


これも虫歯になるのでしょうか?

インターネットで調べてみても

「歯が切れた」では ヒットしませんでした。

「歯が欠けた」「歯が折れた」はあるのですけれど…



これも、ちょっと削って、消毒して、詰めてくれました。

歯茎ぎりぎりの部分でも、かなり痛いものですね。

先の1本がかなり痛かったものですから、もうひぃひぃでした(T_T)



もうどれだけ時間がかかったのか、ぐったりしていましたが、

時間的に言えば15分もかかっていない…

レジンが乾くまで待つ時間を含めても30分もない…

相談時間も含めても1時間半くらい…(多分)



「治療した部分はかなり大きいので、当分の間は無理に噛まないように。」

と言われました。



麻酔が切れた後がもっと大変で、

3日間は痛さでぐったり、コロナワクチンを受けた時に買った鎮痛剤で、どうにか乗り切りました。

鎮痛剤は、タイレノールが売切れで、カロナールだった記憶があります。



その後も結構ながく、不調感が続いていました。

食べ物が噛めない、レジンがふわふわした感じで噛めないし、噛むと痛みを感じました。

ちょっと甘い飲み物を飲むと、沁みるような感じでした。



しかし、今はお煎餅もバリバリ噛めているし、輸入物の硬いお肉も噛めています。


神経があると違うと言いますが、

治療した歯の下の歯茎が太くなったような気がします。



日本で「80歳まで、自分の歯を20本保とう」という運動(8020運動)を

聞いていたので、

神経を残す治療を選べたし、その後の痛みにも耐えることができました( ´∀` )


それにしても歯科医の先生

「痛かったら、鎮痛剤を飲んで、それでも痛かったら来てください」

って、相当治療の腕に自信があるんですね。

日本のように「何日後に来てください。術後の様子を見ます」というのがありませんでした。(あるところもあります)








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